再婚をしたい方に向けたマッチングアプリである「remarry」
他のマッチングアプリと違い、離婚歴のある方しか登録できないのが特徴です。
再婚に向けた活動を支援するremarryにはどんな特徴があって、何が違うのか、またどんな人に出会えるのかなど、気になることも少なくないでしょう。
そこで今回は、remarryの運営者の方に直接インタビューをして多くの疑問に迫ってみました!
remarryを通じて離婚による問題を解決したい

−元々のきっかけは、当社代表の米田が受けた相談でした。
米田は、以前の会社をM&Aにて売却後、経営者仲間から離婚や再婚の相談を良く受けていたようで。
というのも、経営者は家庭よりも仕事を優先してしまうため、家庭不和を招きやすいのです。
その一方で、再婚に向けた活動をしても、離婚歴がハンデとなってしまい、なかなか価値観の一致する相手との出会いが難しいという現状を感じていました。
そこで、マッチングアプリの現状を調査したところ、気軽で利用しやすいサービスであるがゆえに、離婚者は初婚者と比べて出会いの機会が劣ってしまうことが分かりました。
また、離婚者の中でも子育て中のシングルマザーやシングルファザーは、時間的融通をきかせるのが難しく、離婚歴のある女性は遊びの対象と見られやすいのです。
他にも、離婚による貧困や健康問題、教育問題なども増加しております。
remarryは、こうした離婚によるさまざまな課題を解決すべく、立ち上げたサービスです。

サービスのコンセプトでもある「2度目はもっとうまくいく」というのはどのような想いで生まれたのでしょうか?
-それは、「離婚も人生経験の1つ」という前向きにとらえる社会であってほしいという願いから生まれました。
日本は、海外に比べて離婚に対してネガティブなイメージが根づいています。
離婚者に対する偏見なども未だに多く見受けられているのです。
欧米と比べても、若年層の離婚に対する是認感は半分以下というデータがあります。
こうした背景があり、当社では決して離婚を奨励するわけではありませんが、離婚によって生きにくい社会を変えたいと思いました。
離婚に至るまでの経験もプラスに変えてほしいという離婚者に向けたエールにもなっています。
離婚歴があり、気軽に始めたい方から再婚を考える方までおすすめ

では、remarryはどのような方におすすめでしょうか?
-remarryは、離婚歴のある方で、友人関係から始めたいという方から、真剣に再婚を考える方までおすすめです。
登録できるのは、離婚歴のある方のみとなっているため、始めから離婚歴を気にすることなく新しい出会いを求めることができます。

では、実際の利用状況はどのようになっているのでしょうか?
−まず、男女比は男性が4.5割、女性が5.5割という比率で、女性のほうが多くなっています。
また、メインの年齢層は女性が30代~40代、男性は40代を中心に50代の方も多く見られますね。
比較的女性の割合が多いのは、本人確認書類の申請が必須のため、子連れの女性の方でも、安心して出会える機会を求められるからだと思います。
remarryの料金プラン

-初期費用はありません。
月額費用に関しては、女性は完全無料、男性のみ月額2,600円からプランをご用意しています。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
1ヶ月プラン | 2,600円 | 無料 |
6ヶ月プラン | 10,800円※一括定額払い | |
1年プラン | 14,400円※一括定額払い |
参照:remarry
「1dayトーク」による偶然の出会いが最大の魅力!

-最大のメリットは、離婚歴のある方しか登録できないため、お互い気兼ねなく参加できることです。
通常のマッチングアプリの場合は、良いなと思った人が実は離婚歴のある人を敬遠している、ということもあるため、あらかじめ知っておけるのは安心できると思います。
また、remarryの特徴として「1dayトーク」という機能があります。
この機能は、毎日12時から24時の間のみ、ランダムで抽選された相手とフリートークができるものです。
他のマッチングアプリの場合、気になる相手を条件から検索し「いいね」や「メッセージ」を送ってからトークを始めるのが主流です。
しかし、remarryでは条件検索ではない偶然の出会いというサプライズを楽しんでもらえたらと思い、「1dayトーク」を導入しました。
もちろん、気になる相手を検索して「いいね」を送り、相手から「いいね」の返信でマッチングする従来の方法も可能です。

恋の予感を感じられて良いですね!なぜ、こういったサプライズ要素となる「1dayトーク」を導入しようと思ったのでしょうか?
-導入しようと思ったきっかけは、大きく2つあります。
1つ目は、離婚者の方々がふと感じる孤独感などを解消したいと思ったからです。
偶然の出会いでも、話してみると意外と気が合うかもしれない、またお互い気晴らしになるかもしれない、といったケースがあると思います。
2つ目は、相手を探すことに慎重になったり、労力を感じるといった声があったからです。
何人もの中から、自分に合う人を探していいねやメッセージを送るというのは、結構な時間がかかります。
お互い同じ環境で気兼ねなく、自然な出会いとして会話ができるサービスを用意したい、という思いからこのサービスが実現しましたね。

「1dayトーク」は、ランダムで選ばれるため、気分転換にもなって良いシステムだと思います。
では、このほかに他社との違いはありますか?
-安全面では、利用者の方は本人画像付きの公的証明書が必須となっています。
また、通常のマッチングサービスとは異なり、離婚者特有のプロフィール項目を用意していますね。
他にも、ゆっくりとコミュニケーションをしていただけるようにマッチング成立後のトークは「お一人のみ」としています。
また、トーク後はお互いを評価する仕組みもありますね。

こうしたサービスを運営するにあたり、大切にしている点はございますか?
-そうですね。
最も大切にしていることは、より安心して利用できる環境づくりをすることです。
【remarryの取り組み】
- 離婚に特化したプロフィール
- 本人確認書類と安全性
- トークの制限と評価
マッチングサービスは年代問わず幅広く普及しています。
しかし、remarryのメイン層となる30代~50代は、マッチングサービスに理解はあると同時に抵抗感を感じる世代です。
そのため、抵抗感を感じずに利用できる環境は非常に重要だと思います。
実直で気配りのできる人がマッチングしやすい

-これは当社サービスに限った話ではないかもしれませんが、実直でその方の背景が伝わりやすい方、気配りができる方に人気が集中しているように思えます。
やはり、初婚の方と比べて経験があるため、より誠実な方を好むようです。

実際に会員様から相談や問い合わせなどはございますか?
-良く受ける相談は、「ユーザー登録したものの、慎重になりやすくどうコミュニケーションを取ればいいのかわからない」「プロフィールをどう表現すればいいのか分からない」などですね。

では、会員様から実際に上がった嬉しい感想やお声はありますでしょうか?
-さまざまいただいております。
例に挙げると、
「remarryで知り合った方とお付き合いし、遠距離でしたが男性の居住地へ移住することにしました」
「理解のあるお相手と出会うことができました」
などです。
真剣に取り組んでいる方が多いので、それだけ良い結果を生み出しているように感じます。
コロナ対策について

-サービス、機能としては特に実施していませんが、コロナ禍における経済的な不安等も考慮し、安価な価格帯での提供を継続しています。

では、今後のビジョンについて教えてください。
-今後は、離婚者同士だけではなく、初婚の方々も参加できるソーシャルキャピタル化を目指しています。
remarryというサービス名から、どうしても再婚に向けた出会いの場をイメージされがちです。
しかし、離婚者が社会的なハンディを感じることなく仲間作りができる場所を構築していければと思っております。
まとめ:再婚を考えるならremarryがおすすめ!

-一人でも多く、ご自身の価値観にフィットするお相手を見つかることを願っています。
そのために、当社でも微力ですがお力になることができれば嬉しく思います。
※本記事内で使用している画像はフリー素材を除き、すべて公式サイト・アプリからの引用です。